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2016年11月14日 (月)

支援の傍聴のお願い 12/13(火)建物明渡控訴審 第1回口頭弁論

DPI障害者権利擁護センターから「住み慣れた地域で暮らすための裁判」について支援の傍聴のお願いです!
精神障害をもつAさん(90代女性)は、発病した20代以降、ずっと自宅で家族のための家事や介護をこなしていました。
一緒に暮らしていた両親と姉は亡くなりましたが、Aさんは当然、自宅に住み続けたいと言って、四季折々を楽しみながら元気に暮らしておられます。
ところが隣に住む兄弟は、Aさんに無断で他県の施設と契約しました。
その状況を心配した姪のBさん(40代女性)は、それまでの生活を捨てて、Aさんと同居して支援しています。
 
現在、AさんとBさんは、Aさんの成年後見人解任申立と、建物明渡の強制執行という争いの中に置かれています。
建物明渡控訴審の第1回口頭弁論は、2016年12月13日(火)11時~
東京高等裁判所 424号法廷です。
みなさまの関心が大きな力になります。
支援の傍聴をよろしくお願いいたします!
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■建物明渡控訴審 第1回口頭弁論
 日程:2016年12月13日(火)11時
 場所:東京高等裁判所 424号法廷
(〒100-0013 東京都千代田区 霞が関1-1-4)
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▽これまでの経緯
2012年、Aさんの兄弟は、Aさんに無断で他県の施設と契約しました。
事前にAさんの生活用品、家具を施設へ移した上、『見学』という名目で施設へ連れて行きました。
Bさんは「本人が嫌だと言ったら自宅へ戻す。その際の家具運搬費用も全部もつ」という約束を、Aさんの兄弟と交わした上、『見学』に同行しました。
当日、兄弟はAさんを施設に残して、先に帰りました。
施設に残っていたBさんは、Aさんの「帰りたい」と意思を確認して、一緒に自宅へ戻りました。
さらに、Aさんの意思を守ろうと、成年後見を申し立てました。
裁判所に選任された成年後見人(社会福祉士)は、Aさんの意思を無視して施設への入所を強要しています。
その上「施設に無断でAさんを連れ出した」を枕詞に、Bさんのことを悪者のようにして、裁判所へ報告し続けています。
Aさんの生活費は、なぜかBさんが立て替えて、成年後見人へ請求するという段取りになっていますが、請求しても不条理な理由で減額されたり、支払を拒否され続けています。
 
Aさんは軽度の要介護認定を受けておられますが、成年後見人はAさんが自宅で契約していたヘルパー派遣を解約し、Bさんは介護もせざるを得ない状況です。
困ったBさんはさまざまな窓口へ相談されて、DPI障害者権利擁護センターへのご相談につながりました。
 
その後、大石剛一朗弁護士を代理人として、成年後見人解任を申し立てましたが、一審、二審が敗訴して、最高裁から棄却されました。
○建物明渡の争い
自宅の名義は5人姉妹のうちの、2人の共同名義です。2人とも結婚して、他県で暮らしておられます。
障害のせいか性別のせいか未婚のせいかわかりませんが、Aさんは他の兄弟姉妹と比較して、両親の遺産のごく一部しか相続されませんでした。
ずっとAさんと同居していた亡き姉は「Aさんが住み慣れた此の地で暮らせるようご配慮ください」という付言とともに、多額の資産をAさん以外の兄弟姉妹へ遺しました。
その遺志はないがしろにされ、AさんとBさんは、建物明渡を求めて名義人から提訴されました。
Bさんは、経緯の証拠とともに使用貸借権を主張しましたが一審は全面敗訴し、控訴している中、11月10日を期限に明渡の強制執行を通告されました。
現在は執行停止が決定し、控訴の証拠準備を進めておられます。
成年後見人の代理人(弁護士)は、一審の中で「Aさんには占有権限がない」と主張した上、一度も会ったことのないAさんの「自宅に住み続けたい」という意思について、「仮に実際にそういう発言ががなされたことがあったとしても、そうした発言は一番利害関係者である被告Bさんに対して、もしくは被告Bさんが近くにいる状況の中でなされたもの」と述べました。
さらに「亡き姉に長年監護されて暮らしてきて、老人ホーム等の施設で暮らしたこともなく、また、Aさんの判断能力の程度からは、Aさんが老人ホーム等の看護態勢等につき十分理解できる状況になく、自宅に住み続けること以外の選択肢を知らないまま、これまで暮らしてきた建物に住みたいと答えてしまっている」、「仮に実際にAさんが『ここがいい』等と述べたのだとしても、その発言を鵜呑みにすることなく、Aさんに対して『ここには住み続けることができない』と説明するとともに、老人ホーム等の施設での生活体験をさせる等して、Aさんにとって最善の生活環境を整えていく必要がある」などと述べました。
○成年後見人との争い
2012年に兄弟がAさんに無断で交わした施設との契約は、現在も有効らしく、成年後見人はBさんへ「契約を履行してください」と言い続けています。
契約に多額な費用がかかっているのでしょうか。
Aさんには自由に使えるお金が1円も渡されず、自宅でのヘルパー派遣を断られ、施設へもっていかれた家財も返ってきていません。
Aさんの意思はないがしろにされ、Bさんには心身、金銭的な負担をおし付けられていますが、成年後見人はこの状況を「あなたが勝手にやったこと」として、Bさんを悪者あつかいし続けています。
 
年に1~2回しか会いに来ない人が作成した報告書を元に判断された裁判は、正当なのでしょうか。
成年後見人がAさんの意思を無視していること、自宅のヘルパー派遣を断ったこと、生活費を不当に減額し続けていることは、Bさんは裁判所へ何度も相談していますが、まったく改善されないまま現在に至ります。
そもそも、本人の意思が尊重されたら、地域で暮らすための支援があったら、Bさんは成年後見を申し立てる必要がありませんでした。
大変な思いをして申し立てた結果、成年後見人、裁判所まで本人の意思を無視して、施設入所を強要するという事態になっています。
Bさんは、この状況を多くの人に知ってほしいと希望して、報道機関の取材を歓迎しておられます。
DPI障害者権利擁護センターは、AさんとBさんが住み慣れた地域で暮らせるよう、応援しています。
■お問い合わせ
DPI障害者権利擁護センター 担当:西田(にしだ)
メール: kenriyogo@dpi-japan.org
電話(事務用):03-5282-3137 
*担当は非常勤で不在がちです。留守電にご伝言をいただけましたら、10日以内に折り返します。
~Bさんからみなさんへ メッセージ~
背広を着た5~6人の男性と鍵屋の人が突然自宅へ来て、強制執行を通告されました。
何とかドアを閉めて弁護士の先生と連絡をとろうとしましたがなかなかとれず、鍵を壊されそうになりました。
今は控訴のための追加資料を準備していますが、先日のショックが大きく、思うように準備できません。
期日までに書けなかったらどうしようと、不安だけが募ります。
 
伯母は現在、骨折して入院しました。リハビリのための転院が必要ですが、成年後見人は、伯母の施設入所を強行しようとした伯父をキーパーソンにしようとしています。
さらに「『転院先から自宅に帰る』それだけは了承しかねる」と言っています。
ご本人の回復リハビリ転院を人質に、自分達の要求を暗に提示し、まるで暴力団です。
悪夢のような現実が続き、心身ともに疲れ果てています。
この状況を多くの人に知ってほしい、どうか救ってほしいと願っています。
以上

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