医療観察法廃止全国集会 ~再検討される世界の保安処分制度と医療観察法の現状~
心神喪失者等医療観察法はこの7月で施行10年をむかえます。法成立時に私たちが危惧したことはいままさに現実化しています。
新たな社会的入院としての拘禁の長期化、自殺、そして毎年200億円あまりという多額の税金を使いながら、最終的に一般精神病院へ入院となるという実態などなど。
刑法保安処分制度は廃止されないものの、イタリアでは保安処分施設の廃止が決定され、オランダでも新たな施設入所を認めないという方針が出るなど、国際的にも保安処分制度再検討の流れが出てきています。
もちろん強制入院制度廃止を求める障害者権利条約も無視することはできません。障害者権利条約は日本も批准しており、来年には第1回政府報告書が提出されます。 今回はオランダの仲間を講師としてオランダにおける保安処分制度の動きと毎年10%ずつ強制入院を減らすプロジェクトの成果などについてお話いただきます。
■日時:7月26日(日)13時~16時半
■場所:中野区立産業振興センター地下多目的ホール
(〒164-0001 東京都中野区中野2-13-14)
中野駅南口下車徒歩6分
■プログラム
講演「心神喪失者等医療観察法運用実態と問題点、行動提起 政府交渉について 他」
講師:ヨラーン(Jolijn Santegoeds)
(世界精神医療ユーザーサバイバーネットワーク共同議長)
※通訳有り
◆資料代:500円
◇共同呼びかけ:
心神喪失者等医療観察法をなくす会、
国立武蔵病院(精神)強制・隔離入院施設問題を考える会、
NPO大阪精神医療人権センター、
心神喪失者等医療観察法(予防拘禁法)を許すな!ネットワーク
◇お問い合わせはこちら:
東京都板橋区板橋2-44-10-203 オフィス桑気付
電話 090-9240-9716、メール kyodou2@yahoo.co.jp
ファックス 03-3961-0212
▽詳細はこちら(全国「精神病」者集団ホームページ)
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