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2014年8月29日 (金)

差別又は好事例の収集についてご協力のお願い

2016年度に障害者差別解消法と改正された障害者雇用促進法が施行されます。施行前に、国が「差別とは何か?」「合理的配慮とは何か?」を定めたガイドラインを作成しますが、制度の谷間で支援を受けられない難病や、障害当事者の声が十分に反映されない可能性があります。

そこでDPI日本会議では、今年度、(公財)キリン福祉財団の助成を頂き、今年1月に批准された障害者権利条約の理念に則し、障害者差別解消法と障害者雇用促進法をより当事者の声を反映したものにするために、「差別解消NGOガイドラインプロジェクト」を立ち上げました。

このプロジェクトでは、行政に任せるのではなく、全国各地から差別事例の収集、タウンミーティングの開催、12月に行うDPI障害者政策討論集会での報告、成果報告会を経て、私たち障害当事者側でもガイドラインを作成します。

このガイドラインは、私たちの声を届けるレポートになり、今後各地で作られる条例作りにも大変役立つものになります。さらに毎年事例を追加し、バージョンアップしていって、国連に提出するカウンターレポートにつなげていきたいと考えています。

そこで皆さんへお願いがあります!「こんな目に遭った」または「こんな配慮があって良かった」という差別事例または合理的配慮の好事例について、DPI日本会議事務局まで送っていただけませんか。

みなさんから集めてくれた差別事例または合理的配慮の好事例を分類・分析することで、それらをガイドラインの基礎とします。

皆さんからお寄せいただいた事例は、プライバシーの確保等、DPI日本会議が責任をもって管理いたします。
ご協力よろしくお願いします!

■みなさまにお願いしたいこと
1.差別事例または合理的配慮の好事例の収集(「こんな目に遭った」または「こんな配慮があって良かった」等)

2.こちらの事例収集フォーマット(ルビ有ルビ無)にできるだけ具体的に収集した事例をご記入ください。

3.DPI事務局の笠柳(かさやなぎ)までメールかFAXでお送りください。
送り先:メール tenji.begin@dpi-japan.org、ファックス 03-5282-0017


◇例)差別事例、合理的配慮の好事例◇

【直接差別】
・重度心身障害児が保育所に入所する場合、「自分でスプーンやフォークを持てない」 「自分一人で歩くことができない」という理由で入所を断られる。
・バス旅行ツアーに申し込もうとしたところ、ツアー業者に「付き添いがあっても障害者はお断りします」と即答された。
・知的障害のある人が銀行に預金をしに行ったら、「知的障害のある人には通帳管理は無理」と通帳を作ってくれなかった。
・本人・保護者の了承なしに特別支援学校に行くことを強要された。
・精神障害者であることを理由に、インターネットカフェの店主に入店及び利用を拒否された。

【関連差別】
・車いす利用者にはお酒は売らないことになっているとして、お酒を売ってもらえない。
・ハンドル型電動車いすの人は危険であるとして電車に乗せてもらえない。
・盲導犬、介助犬を連れてレストランに入ろうとすると「ペットはお断り」と言って、盲導犬、介助犬を伴った入店を拒否される。

【間接差別】
・事務職の採用条件に「電話対応できること」があり、応募できなかった。
・試験の際、聴覚障害がある人に「あなただけヒアリングを免除するわけにはいけません」と言われ、まったく英語のヒアリング問題が分からなかったので、適当に答えをかいた。
・視覚障害がある人が銀行で「代筆はできない決まりです。」と言われ、自分の口座をつくることができなかった

【合理的配慮を行わない事】
・視覚障害のある人が入学試験を受けようとしたら点字の試験用紙、答案用紙、時間延長などができない、と言われ、試験が受けられなかった。
・手話を使う人が会社で会議をする時に手話通訳者を連れて行こうとしたら、外部の人はだめ、と言われ、会議の内容がきちんと把握できなかった。
・警察署などでの取調べの際に、支援者や関係者による自分が伝えることができるコミュニケーションの手段が利用できなかった。

【合理的配慮の好事例】
・精神障害のある人のために事務所にプライバシーを守りながら横になれるスペースを確保している。
・会議の時に知的障害のある人が理解できない言葉などがあったことをしらせるためのレッドカードを準備している。
・ラーメン屋のカウンター席が固定イスで車いすで座れなかったので、アンケートに書いたら、全部可動イスに取り替えてくれた。
 
▽拡散歓迎!
・(チラシ)作成のための事例収集へのご協力のお願い(ワード)
・事例はこういうものがあります(ワード、ルビ有)
・差別の概念、差別・虐待・ハラスメントとは(ワード)


◇事務局連絡先:認定NPO法人DPI日本会議 (〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-11-8武蔵野ビル5階)
担当:田丸(たまる)、鷺原(さぎはら)、笠柳(かさやなぎ)
電話 03-5282-3730、ファックス 03-5282-0017、メール tenji.begin@dpi-japan.org

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