« 2014年7月 | トップページ | 2014年9月 »

2014年8月29日 (金)

差別又は好事例の収集についてご協力のお願い

2016年度に障害者差別解消法と改正された障害者雇用促進法が施行されます。施行前に、国が「差別とは何か?」「合理的配慮とは何か?」を定めたガイドラインを作成しますが、制度の谷間で支援を受けられない難病や、障害当事者の声が十分に反映されない可能性があります。

そこでDPI日本会議では、今年度、(公財)キリン福祉財団の助成を頂き、今年1月に批准された障害者権利条約の理念に則し、障害者差別解消法と障害者雇用促進法をより当事者の声を反映したものにするために、「差別解消NGOガイドラインプロジェクト」を立ち上げました。

このプロジェクトでは、行政に任せるのではなく、全国各地から差別事例の収集、タウンミーティングの開催、12月に行うDPI障害者政策討論集会での報告、成果報告会を経て、私たち障害当事者側でもガイドラインを作成します。

このガイドラインは、私たちの声を届けるレポートになり、今後各地で作られる条例作りにも大変役立つものになります。さらに毎年事例を追加し、バージョンアップしていって、国連に提出するカウンターレポートにつなげていきたいと考えています。

そこで皆さんへお願いがあります!「こんな目に遭った」または「こんな配慮があって良かった」という差別事例または合理的配慮の好事例について、DPI日本会議事務局まで送っていただけませんか。

みなさんから集めてくれた差別事例または合理的配慮の好事例を分類・分析することで、それらをガイドラインの基礎とします。

皆さんからお寄せいただいた事例は、プライバシーの確保等、DPI日本会議が責任をもって管理いたします。
ご協力よろしくお願いします!

■みなさまにお願いしたいこと
1.差別事例または合理的配慮の好事例の収集(「こんな目に遭った」または「こんな配慮があって良かった」等)

2.こちらの事例収集フォーマット(ルビ有ルビ無)にできるだけ具体的に収集した事例をご記入ください。

3.DPI事務局の笠柳(かさやなぎ)までメールかFAXでお送りください。
送り先:メール tenji.begin@dpi-japan.org、ファックス 03-5282-0017


◇例)差別事例、合理的配慮の好事例◇

【直接差別】
・重度心身障害児が保育所に入所する場合、「自分でスプーンやフォークを持てない」 「自分一人で歩くことができない」という理由で入所を断られる。
・バス旅行ツアーに申し込もうとしたところ、ツアー業者に「付き添いがあっても障害者はお断りします」と即答された。
・知的障害のある人が銀行に預金をしに行ったら、「知的障害のある人には通帳管理は無理」と通帳を作ってくれなかった。
・本人・保護者の了承なしに特別支援学校に行くことを強要された。
・精神障害者であることを理由に、インターネットカフェの店主に入店及び利用を拒否された。

【関連差別】
・車いす利用者にはお酒は売らないことになっているとして、お酒を売ってもらえない。
・ハンドル型電動車いすの人は危険であるとして電車に乗せてもらえない。
・盲導犬、介助犬を連れてレストランに入ろうとすると「ペットはお断り」と言って、盲導犬、介助犬を伴った入店を拒否される。

【間接差別】
・事務職の採用条件に「電話対応できること」があり、応募できなかった。
・試験の際、聴覚障害がある人に「あなただけヒアリングを免除するわけにはいけません」と言われ、まったく英語のヒアリング問題が分からなかったので、適当に答えをかいた。
・視覚障害がある人が銀行で「代筆はできない決まりです。」と言われ、自分の口座をつくることができなかった

【合理的配慮を行わない事】
・視覚障害のある人が入学試験を受けようとしたら点字の試験用紙、答案用紙、時間延長などができない、と言われ、試験が受けられなかった。
・手話を使う人が会社で会議をする時に手話通訳者を連れて行こうとしたら、外部の人はだめ、と言われ、会議の内容がきちんと把握できなかった。
・警察署などでの取調べの際に、支援者や関係者による自分が伝えることができるコミュニケーションの手段が利用できなかった。

【合理的配慮の好事例】
・精神障害のある人のために事務所にプライバシーを守りながら横になれるスペースを確保している。
・会議の時に知的障害のある人が理解できない言葉などがあったことをしらせるためのレッドカードを準備している。
・ラーメン屋のカウンター席が固定イスで車いすで座れなかったので、アンケートに書いたら、全部可動イスに取り替えてくれた。
 
▽拡散歓迎!
・(チラシ)作成のための事例収集へのご協力のお願い(ワード)
・事例はこういうものがあります(ワード、ルビ有)
・差別の概念、差別・虐待・ハラスメントとは(ワード)


◇事務局連絡先:認定NPO法人DPI日本会議 (〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-11-8武蔵野ビル5階)
担当:田丸(たまる)、鷺原(さぎはら)、笠柳(かさやなぎ)
電話 03-5282-3730、ファックス 03-5282-0017、メール tenji.begin@dpi-japan.org

| | トラックバック (0)

2014年8月21日 (木)

みちのくTRY~Extra edition~

昨年、一昨年と「みちのくTRY~障がい者も住める街づくり~」という名称のイベントを行いました。

岩手県陸前高田市から宮古市までの約150キロの道のりを障がい者とボランティアが寝食を共にし沢山の団体の方々や個人のみなさまの協力をいただきながら二週間歩ききりました。

今年のみちのくTRYは、障がいがあっても外に出ることは楽しい!外に出たい!!と感じてもらい、色々な人と関わりをもつことで当事者やそのご家族に身のまわりにある福祉や制度に目を向け考えてもらうきっかけを作りたいと考えました。一人で、または家族だけで抱えていた問題を共通の思いにできたらと思います。
障がい当事者がもっと外へ出てもっともっと声を出せばきっと周りが変わってきます。

東北の福祉が変わって行くための次の一歩として外へ出かけることが楽しい、もっともっと外へ!との障がい者自身の声が高まることを願い企画いたしました。

■日時:9月13日(土)~15日(祝・月)
■場所:宮城県気仙沼市大島 国民休暇村大島キャンプ場
    (〒988-0603 宮城県気仙沼市外畑16)
※集合場所は、被災地障がい者センターみやこ、宮古駅、釜石駅、被災地障がい者センター石巻、NPO法人 奏海の杜、気仙沼駅、気仙沼港になります。
 詳細は下記開催要項、申込用紙をご覧ください。

■参加料:宿泊・食費・大島までの船代は無料となります。
ただし、岩手は宮古駅、釜石駅、宮城は気仙沼駅までの交通費やイベント参加のための前泊費用等は自己負担でお願いいたします。
■内容:2泊3日でキャンプを行います。バーベキュー・花火・温泉などを通じて交流や体験を予定しています。

■参加資格
 ○障害当事者
・障がいを持った方で普段、なかなかキャンプに参加する機会のない方。
・保護者及び緊急時に連絡のとれる方がいること。
・医療的ケアの必要な方はその介助のできる方と同伴できること。

 ○ボランティア
・みちのくTRYに参加する障がい者(児)の方の介助をお願いします。
 これまでに障がい者(児)の方の介助を経験された方に限ります。
(家族に障がいを持つ方がいる方、現在、学生で将来、福祉関係を希望している方の参加可能と致しますが、申込み人数が多い場合には お断りする場合もございますのでご了承ください。)
・運転が出来る方にはリフトカーの運転をお願いすることもあります。
 (運転ができない方もOKです。)
 
◇申し込み方法
・9月5日(金)までに、お近くの実行委員会に参加申し込み用紙を直接お持ちいただくか、メール、ファックス、郵便等でご送付ください。
(郵送が間に合わない場合には一度お電話下さい。)

◇申し込み・お問い合わせ先:
岩手県:みちのくTRY実行委員会(被災地障がい者センターみやこ)
〒027-0084  
岩手県宮古市末広町6-8被災地障がい者センターみやこ内
電話 0193-77-3636(9:00~18:00)ファックス 0193-77-3643
メール hisai_syougai@yahoo.co.jp
担当 黒柳(くろやなぎ)

宮城県
1.NPO法人 奏海の杜(かなみのもり)
〒987-0602
宮城県登米市中田町上沼字西桜庭32-1
電話 0220-44-4171(9:00~17:00)ファックス 0220-44-4841
メール hisaitikouen@yahoo.co.jp
担当 太齋(だざい)
 
2.被災地障がい者センター石巻
〒986-0861
宮城県石巻市蛇田字中埣37
電話 0225-25-5388(10:00~17:00)ファックス 0225-22-8658
メール hsc_ishinomaki@yahoo.co.jp
担当 箕田(みた)

▽参加募集要項、申し込み用紙はこちら
※参加に当たっての注意事項、準備物等についてもこちらに明記されているので、
 ご確認ください。

○障害当事者用参加要項 
  
◎障害当事者用参加申し込み用紙 
 
○ボランティア用参加要項
  
◎ボランティア用参加申し込み用紙 

| | トラックバック (0)

第2回誰もが暮らしやすいまちづくりフォーラム2014 ~差別をなくし共生社会の実現を目指して!~

障害者関係の団体だけでなく、子ども・女性・反貧困分野などの幅広い分野で活動している人をお招きし、文字通り“誰もが暮らしやすい社会”をキーワードに、より幅広い一般市民の方々と一緒に、より幅広い視点で『障がい者差別禁止条例』を考えるフォーラムとし、“差別”や“共生社会”“誰もが暮らしやすい社会”をテーマに新たな横の繋がりを作り、誰もが暮らしやすい仙台市について考えます。

■日時:9月7日(日)13時~16時35分(開場 12時半)
■会場:エルパーク仙台(〒980-8555 仙台市青葉区一番町4丁目11番1号141ビル(6階)スタジオホール)
■参加費:無料
 ※要約筆記、手話通訳、点字資料有(点字資料が必要な方は事前にご連絡下さい)
■定員:190名
■事前申し込み:不要
■内容
・条例の会仙台の活動報告 
・パネルディスカッション
「分野をこえた“生きにくさ”について語る、誰もが暮らしやすい社会の実現に向けて」
◆パネリスト
1.反貧困を考える 弁護士 新里宏二さん
2.女性を考える  ハーティー仙台 代表理事 八幡悦子さん
3.子どもの権利を考える NPO法人 チャイルドラインみやぎ 代表理事 小林純子さん
4.薬物依存を考える  仙台ダルク 代表 飯室勉さん
5.障害当事者を考える 仙台スピーカーズビューロー 川村有紀さん
コーディネーター:沼崎一郎さん(東北大学大学院文学研究科教授) 他

◇主催:誰もが暮らしやすいまちづくりをすすめる仙台連絡協議会
(愛称:条例の会仙台)
〒982-0011 宮城県仙台市太白区長町1丁目6-1
(CILたすけっと内 担当:杉山裕信)
電話 022-248-6054、ファックス 022-738-9501
メール jyoureisendai@gmail.com

▽詳細はこちら(誰もが暮らしやすいまちづくりをすすめる仙台連絡協議会ホームページ)

| | トラックバック (0)

2014年8月18日 (月)

「精神科病棟転換型居住系施設」問題を考える集いパート2

7月1日、厚生労働省の検討会では、精神科病棟転換型居住系施設の試行を決めました。多くの関係者や全国各地の新聞社説などの反対の世論を押し切っての決定でした。我が国が1月に批准した国連の障害者権利条約の第19条では、障害のあるすべての人に対し「他の者との平等の選択の自由をもって地域社会で生活する平等の権利」を認めており、これに真っ向から反する内容です。
福岡でもこの一連の動きに対応して6月30日につどいを開催しました。
緊急の呼びかけにもかかわらず、熊本、東京からも含め94名の参加があり、反対の声明が確認されました。
さらに、地域移行は、様々な支援を受けながら地域生活の場での生活を始める中でしか進まないことを実際の取り組みの報告を受けながら確認しました。
今後、国は施行のための予算化や自治体レベルでの試行のための準備など進められます。試行も導入を前提としての取り組みです。やはり試行自体を具体化させない取り組みを地方で起こすことがこれから大切になってきます。こうした状況の中、この問題の内容や経過、今後についてなどをさらに多くの人たちと学習する企画を計画しました。
講師は、厚生労働省でこの問題を検討していました「長期入院精神障害者の地域移行に向けた具体的方策に係る検討会」の構成委員である伊澤雄一氏に来ていただきます。
この検討会は、半数以上が医師という偏った構成の中、伊澤氏は一貫して反対の姿勢でした。
伊澤氏の最新情勢の情報も交えながら、各方面の関係者の意見交換を踏まえながら、今後の取り組みを考えていきたいと思います。
お誘いあわせの上、ぜひご参加ください。

■日時:9月13日(土)14時~16時 13時半より受付
■場所:福岡県教育会館 3階第1研修室(〒812-0054 福岡市東区馬出4丁目12-22)
 会場ウェブページ  
■参加費:300円(当事者無料)
■内容:
 一部 関係者からの発言
 二部 講演 伊澤雄一氏(NPO全国精神障害者地域生活支援協議会(あみ)代表、厚生労働省「長期入院精神障害者の地域以降に向けた具体的方策に係る検討会」構成委員)

◆申込み先:ファックス(092-865-8685)で、さざなみAloha(アロハ)まで、参加の意向と団体名と参加者名を明記して送ってください。

  さざなみAloha(アロハ)(〒814-0113 福岡市城南区田島5-4-20) 電話:092-865-8685、メール:sazanamialoha@kyp.biglobe.ne.jp
  
◆問合わせ先:電話 092-577-5281 木もれ日 野澤(のざわ)

◇主催:精神科病棟転換問題を考える会
◇共催:福岡市精神保健福祉協議会
    こころの病の患者会うさぎの会

| | トラックバック (0)

出生前診断を考えるワークショップ

「出生前診断」って知っていますか?最近、メディアなどでも取り上げられる「新型着床前診断」なども出生前診断のひとつです。簡単に検査ができる……前もって障害の有無などを知ることが出来たら……、でもそれって、命の選別に繋がらないの?……など、様々な意見や考え方が錯綜しています。
このワークショップでは、ロールプレイなどを通して、出生前診断の何が問題なのかを考えるのと同時に、地域で生き生きと暮らす重度障害者の思いと願いを届けたいと思います。障害の有無や男女は問いません。是非、ふるってご参加ください。

■日時:9月7日(日)13時~17時 ※12時半受付開始
■場所:東部フレンドホール(〒132-0011 東京都江戸川区瑞江2-5-7)
■定員:20名 ※定員になり次第、締め切らせていただきます
■参加費:500円 
■参加申し込み締切:9月1日(月)※手話通訳、要約筆記など必要な方はお早めにご相談ください

■講師:神経筋疾患ネットワーク 見形信子さん、山本奈緒子さん、丸田君枝さん

◇主催・申込み・問合せ先
NPO法人 自立生活センターSTEPえどがわ
電話:03-3676-7422 ファックス:03-3676-7425 メール:event@step-edogawa.com 担当:丸田

▽申込用紙はこちら(PDF)

| | トラックバック (0)

« 2014年7月 | トップページ | 2014年9月 »