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2013年6月 7日 (金)

TICAD Ⅴサイドイベント「アフリカ・日本障害ダイアローグ」を開催
JICA田中理事長が会場で挨拶-インクルーシブな開発とアフリカにおける障害当事者の取り組みについて協議-

DPI日本会議は国際協力機構(JICA)と共催で、JICA横浜において6月2日、第5回アフリカ開発会議(TICAD V)公式サイドイベントとして「アフリカ・日本障害ダイアローグ~インクルーシブな開発と障害者:アフリカでの取り組みについて協議」を開催しました。

イベントには、JICAの研修員受入事業として来日した7ヶ国(ケニア、ルワンダ、ウガンダ、ジンバブエ、マラウイ、モザンビーク、南アフリカ)からの11名(9名の障害者リーダーと2名の障害分野の行政官)の他、一般からの参加者総勢約100名が参加し、会場は満席となりました。駆けつけた田中明彦JICA理事長は以下のように述べられました。

「私自身、インクルーシブな開発が必要かつ重要であると思います。この会場で話し合われている内容は、私たちが今後、JICAのインクルーシブな開発を実行する上で、アフリカやその他の地域において非常に重要な意味をもってきます。ですから皆さんのディスカッションが、私たちがいかに新しい革新的なアプローチをインクルーシブな開発に取り入れていけるかを左右する重要な場になっていると思っています。」

また、このイベントにおいては、TICAD V におけるアフリカの市民社会の代表の一人として招待されたアフリカ障害者の十年事務局長のアンドリュー・デュベ氏が、アフリカにおける障害者支援の取組みと課題について基調講演を行い、パネル・ディスカッションでは各国の状況について発表がなされました。最後にアフリカ各国から来日した研修員を代表し、南アフリカ障害者連盟)議長ムジ・ンコシ氏がTICAD Vの行動計画が障害者にとってもインクルーシブかつアクセシブルであることを求める「障害者に関する横浜宣言」を読み上げ、採択しました。

アフリカを含む多くの開発途上国において、障害者および障害者のいる世帯は所得が低い傾向にあり、障害者は貧困層の約2割を占めることが推計されています。ミレニアム開発目標以降のポスト2015年の貧困削減目標の設定においてはこうした最も社会から排除されやすい層が開発戦略のターゲットとなることが不可欠となります。

加えて、障害者の存在自体が隠されたり、家などに閉じ込められたりしてしまう状況もいまだに継続しており、国連障害者の権利条約に基づいた、障害者の自立生活・アクセシビリティの確保・社会参加を含めた、障害者の人権が確保できる法律や制度の策定も重要な課題となっています。こうした開発戦略や障害者に関する制度、プログラム策定の過程において障害当事者の参加が確保されることを求め、DPI日本会議は引き続き積極的に取り組んでいく方針です。

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写真:田中JICA理事長(左)と握手するデュベアフリカ障害者の十年事務局長

TICADⅤ障害者に関する横浜宣言2013:インクルーシブなアフリカに向かって手を携えて(英語、PDFデータ)

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