第二回ネットカフェ障害者入店拒否裁判に支援の傍聴を!
障害者手帳を持っている人は入店お断り!?許されませんよ、店長!
『障害者手帳を持っている人は入店させない』というあからさまな差別に対する裁判について、5月25日に第一回目の公判が、多数の仲間の傍聴参加のもと開かれました。
残念ながら店側の出廷はなかったのですが、多くの障害者の仲間の傍聴参加は、障害者の多くが、このようなあからさまな差別を許さないという気持ちを持っているということを裁判官に心証として与えたと思います。
この裁判に勝つことは、Tさんだけでなく、障害者にとって大きな意味をもちます。6月29日に、第二回目の公判が開かれます。弁護団の頑張りにより、今回も大きな法廷を確保していただきました。多くの仲間の傍聴参加をお願いいたします!!
日 時:6月29日(金)16:00~
場 所:東京地方裁判所708号法廷
http://www.courts.go.jp/tokyo/about/syozai/tokyotisai/index.html
お問合せ:DPI障害者権利擁護センター
〒101-0054東京都千代田区神田錦町3-11-8 武蔵野ビル5階
電話 03-5282-3137FAX 03-5282-0017
メール kenriyogo@dpi-japan.org
担当:李(イ)、西田(ニシダ)
※終了後、弁護団より報告会があります。場所は裁判終了後にお知らせいたします。
原告訴訟代理人弁護士:柴野和善、梶尾わかな、黒岩海映、黒松百亜、関哉直人、大胡田誠、大瀧靖峰、東奈央
▼詳細チラシ
http://dpi.cocolog-nifty.com/mailmg/2012/20120621netcafesaiban2.doc
▼詳細チラシ(ルビあり)
http://dpi.cocolog-nifty.com/mailmg/2012/20120621netcafesaiban2rubi.doc
▼関連記事(DPIブログ)
http://dpi.cocolog-nifty.com/vooo/2012/05/post-6fd2.html
<原告Tさんの意見陳述>
今まで、障害があることで、いやな思いをすることもありました。
しかし、今回まであからさまなひどい対応をされたのは初めてで、いきどおりを感じました。また、今回の事件について、私が騒いだから店に入れなかったと主張していると聞きましたが、そのようなことはありません。事実と全く違うことを言われ、さらにいやな思いをしました。話し合いもできないまま時間が過ぎて、東北大震災がおこりました。
被災地から多くの人がひなんして、仕事をさがしたり、精神をやんだりした時に、ネットカフェが利用できないじゃないか、と思いました。裁判官のみなさまには、差別をなくしてもらいたい、私の人格を考えてもらいたいです。そして、これからは、障害があっても普通にくらしていきたいです。
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