ボーイング社より、被災障害者支援へ寄付
今年3月、航空機会社ボーイング社より、被災障害者への支援として、DPI日本会議に対し75万ドルの寄付をいただくことが決定しました。
「弊社の支援が貴団体の活動に貢献し、東北の障害者の自立と平穏な生活につながることを心より期待します」――3月7日にDPI事務所にて行われた贈呈式にて、ボーイング・ジャパンのマイケル・デントン社長より、三澤議長に目録が手渡されました。
今後2年間の被災地障がい者センター運営及び、現在最もニーズ高く、重要な支援となっている移送サービス実施のための福祉車両の購入(6台分)について、ご支援をいただきます。
写真1:3月7日の贈呈式にて、ボーイング・ジャパンの皆さんと(前列右から2番目にデントン社長)
「東北の障害者の自立のために、早急の支援が必要です。DPIとの連携を通してボーイング社は東北の復興に重要かつ持続的な貢献ができると信じています。東北の障害者を支援し、彼らが忘れられた存在ではないことを示すことで、DPIの優れた支援の一部となり、また我々の長年にわたる日本との絆をより深められることを誇りに思います」と述べられたデントン社長、そしてボーイング社の力強いサポートに深く感謝いたします。
支援を受けるにあたり、この間の救援本部の活動と被災地センターでの活動の様子を伝え、実際にセンターみやぎと県北支部へ訪問していただきました。被災地の様子と今抱えている問題について、自らも被災者である現地スタッフとの意見交換を経て、被災地の障害者にとって今必要な支援は何か、また東北という地において、障害者の地域生活を支える新たな社会資源となるためには、どのような形の支援が有効なのかということを、ボーイング・ジャパンの皆さんと話し合いを続けてきました。
写真2:2月にセンターみやぎ県北支部を訪問していただきました(後列右端にボーイング・ジャパンのグラディーさん)
被災地障がい者センター、そして救援本部は、ボーイング社という新しい力強いパートナーを得て、これからも活動を続けていきます!
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