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2011年12月27日 (火)

障害者救援本部の活動報告

地震発生後9ヶ月がたちましたが、各地で支援活動が続いています。障害者救援本部のこれまでの活動について報告します。

■現在の主な支援拠点と各地の動き■

<岩手県内の拠点>
盛岡市 「被災地障がい者センターいわて」(「CILもりおか」と連携)
田野原村 「ハックの家」と連携
宮古市 「被災地障がい者センター宮古」(当事者プロジェクトと連動)
釜石市 「AJU自立の家」と連携
大船渡市 「被災地障がい者センターおおふなと」
陸前高田市・気仙沼市 「すずらんとかたつむり」と連携

○障害当事者による当事者支援(ピアサポート活動)として、被災地に障害当事者を派遣する「障害者派遣プロジェクト」を行なっています。
○田野畑村の「ハックの家」との連携で、戸別訪問と移送サービスを行なっています。地域の人々とのつながりも増え、送迎の途中などでも「ここに障害者がいるよ」と紹介されることもあります。
○12月から被災地障がい者センター宮古が始動しました。「いわて当事者派遣プロジェクト」や、「ハックの家」の児童デイサービスにも利用する予定になっており、今後被災沿岸部での活動が多様かつ本格化していきます!

<宮城県内の拠点>
仙台市「被災池障がい者センターみやぎ」(「CILたすけっと」と連携)
登米市・南三陸町「被災池障がい者センターみやぎ県北支部」
石巻市「被災地障がい者センター石巻」
亘理町・山元町「被災地障がい者センターみやぎ県南支部」(「ささえあい山元」と連携)

○10月1日に被災地障がい者センター石巻が始動しました。
地元雇用による専従体制を確立しながらボランティアの方々の力をお借りし、送迎、見守り、役所や社会福祉協議会への調査、仮設障がい者グループホームへの調査、バリアフリーガイドブック作成のための調査などを進めていきます。

○被災池障がい者センターみやぎ、活動開始から9月までの活動レポートが完成しました。
以下のURLからダウンロードできます。
http://blog.canpan.info/tasuketto/archive/688

<福島県>
郡山市「JDF被災地障がい者支援センターふくしま」(「あいえるの会」と連携)、南相馬市「ディさぽーとぴーなっつ」と連携、郡山市・福島市・いわき市・田村市・会津若松市の自立生活センターで構成される「福島県自立生活センター協議会(FIL)」と連携し、協力体制や支援活動の方針等について定期的に意見・情報交換を行なっています。

○原発については予断を許さない状況が続いており、長期的に避難することを希望する障害者もいます。個別で県外に移住することを希望する方々に対し、相談と団体間の調整を行っています。何人かの移住がすでに実行され、また移住を計画しています。
○県外での生活をイメージしてもらうための自立生活体験ルーム『サテライトCIL』を神奈川県相模原市に設置され、体験入居が始まっています。一時的な受け入れとしての「一時避難所」と自立生活に向けた「体験室」と、「支援センター」の3つの役割を担うことになります。

また、1月29日(日)に福島県郡山市において、日本障害フォーラム(JDF)と日本弁護士連合会・福島県弁護士会主催の「障がい者のためのわかりやすい東電原発損害賠償学習会」が開催されます。皆さんの抱えている原発事故の問題、悩みなど、具体的事例について弁護士から分かりやすく説明する学習会です。このような取り組みの存在をぜひとも、広くお知らせください。

詳細はこちらから(PDF)
http://dpi.cocolog-nifty.com/mailmg/2011/20111227toudenhoshou.pdf

■今後の活動■
沿岸部に支援拠点ができ、今後は沿岸部の支援活動の強化も重要になります。また、支援拠点が増え、地域に根付いていくにつれて隠れていたニーズが現れ、持続可能な支援に向けた対応が急がれます。しかし、あくまでも現地優先で無理をせず、地元の状況と要望をていねいに把握しながら進めていきます。

今まで行ってきた、通院、買い物、作業所への通所などの移送サービス、支援を必要とする障害者への戸別訪問、家の改造・周辺整備の協力、ボランティア派遣・受け入れ、相談支援強化のための研修会の実施、行政制度の活用の支援や政策提起等を継続して行っていきます。また、これまでの救援活動について障害者の目線で描く映像資料を作成中です。その他、講演活動や各イベントを随時行っていきます。

これまでの活動を振り返り、これからの活動について考える度に、皆様に支えられ活動していることを痛感しています。本当にありがとうございます。皆様からのご支援は、持続可能な支援活動に不可欠なものです。

今後も、地道な街頭募金やイベントも含め、公的助成や各種基金も最大活用し、支援のよびかけを進めていきます。

今後ともご支援、ご協力をどうぞよろしくお願い致します。

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