JICA・世銀ネット会議「HIV/AIDSと障害」(9/8・東京)
DPI日本会議が協力するイベントです。参加申し込みなどはJICA(下記)までお願いいたします。
JICA公開セミナーのご案内
「HIV/AIDSと障害」
JICAでは、途上国の障害者に対する支援として、技術協力プロジェクト、青年海外協力隊の派遣、研修員受入などを行っています。その中でも、「アフリカ障害者の十年(2000-2009)」にちなんで実施されている地域別研修「南部アフリカ地域障害者の地位向上」では、障害当事者団体の代表を日本に招いて当事者団体のキャパシティ・ディベロップメントを行う、というユニークな研修を実施しています。これは、DPI日本会議への委託事業として実施しているものです。
これまでの4年間の研修受入れの中から見えてきた問題点として、障害とHIV/AIDSとの接点がありました。感染率が軒並み20%を超える域内各国では、政府によるHIV/AIDS教育やドナーによる啓発活動など様々な取組みがなされています。ところが、そうした活動が障害者の手に届いていないという問題がある、世界を代表する感染症HIV/AIDSに対しても障害者は脆弱な存在となっている、と彼らは指摘しています。
本セミナーは、HIV/AIDSと障害との関係や今後の支援のあり方について、意見交換を行うことを目的に、世界銀行及びDPI日本会議の協力を得て開催します。より多くの皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。
●日時:2006年9月8日(金)9:30~12:00
●場所:JICA本部 新宿マインズタワー12階BC会議室
JICAタイ事務所
世界銀行本部(ワシントンDC)
●プログラム:
9:30~9:35 開会 JICA
9:35~9:45 地域別研修「南部アフリカ地域障害者の地位向上」の紹介
参加者の紹介
9:45~9:55 ビデオメッセージ
Dr. Federico Montero
WHO、障害とリハビリテーション部 部長
9:55~10:15 「障害とHIV/AIDS」
Ms. Judith Heumann
世界銀行障害と開発のためのグローバル・パートナーシップ担当
リード・コンサルタント
10:15~10:35 「アフリカにおけるHIV/AIDSに対する取組み」
Ms. Elizabeth Lule
世界銀行アフリカ地域テクニカルファミリー
ACTafrica担当マネージャー
10:35~11:15 「各国の事例紹介」
研修参加者から4名
※発表者未定(参加国は、ボツワナ、レソト、マラウィ、モザンビーク、
ナミビア、スワジランド、南アフリカ共和国、ザンビア、ジンバブエ、アンゴラ)
11:15~11:25 「アジア太平洋の障害者コミュニティーにおけるHIV/AIDSの啓発」
Mr. Topong Kulkhanchit
DPIアジア太平洋ブロック開発担当官
11:25~11:55 質疑応答
11:55~12:00 閉会 JICA
●使用言語: 英語、アメリカ手話通訳付き
●参加申込み方法:
1. 氏名
2.ご所属先
3.ご連絡先(お電話番号、FAX番号、電子メールアドレス等)
4.連絡事項(手話通訳、点字プログラムの希望、車椅子利用等)
を記載の上、下記e-mail宛、もしくはFAX番号宛にお送りください。
連絡先:メールアドレス:jicahm-disability@jica.go.jp
TEL:03-5352-5399 FAX: 03-5352-5111
独立行政法人国際協力機構(JICA)
人間開発部社会保障チーム 木下/鈴木
●注意事項
点字資料や拡大コピーの必要な方は9月1日(金)までにご連絡下さい。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント