DPI、中東での軍事行動への非難声明(8/4)
DPI(障害者インターナショナル)は、レバノンで続く軍事行動について、紛争の両当事者を厳しく非難する声明を発表しました。現在、国連安保理の決議を両者が受け入れる等の報道がなされていますが、紛争の影で多くの障害者が取り残され、放置されている事実に私たちは目を向けなくてはなりません。
この声明の原文はDPI世界本部のサイトから読めます。
2006年8月4日
DPI声明
DPIは中東における軍事行動を非難する
市民への爆撃をやめよ!
DPIは軍事行動を非難する!
1948年にこの種の人災から人間性を守る目的で国連において採択された世界人権宣言の原則は、いまや、レバノンとイスラエルにおいて市民を殺害している紛争当事者によって侵害されている。
DPIは、当地における障害者の安全について懸念している。我々は、人々が互いの人間性を無視し、異なる人格を尊重しあう代わりに破壊を行っている様に対して不快感を覚えている。
中東諸国は数多くの紛争で疲弊している。そして我々障害者は、紛争当事者たちに対し、建設的にかつ良心に基づいて人権を尊重するよう促している。我々障害者は、市民の尊厳と幸福を尊重する紛争解決に向けた交渉へのあらゆる強制的介入を、そして、中東におけるすべての軍事行動の拡大を非難する。
共に取り組むことで、障害者はこれまでに以下のことを教訓として得てきた。
・ 障害者は戦時下で自らの身を守るのに、往々にして無力であり、
・ 障害者は紛争下そして紛争後の復興期のどちらにおいても、障害にかかわるニードが満たされなければ、屈辱的で不当な扱いに直面する。
我々は要求する。
・イスラエルの政治指導者は、レバノン市民への爆撃をやめよ。
・ヒズボラの指導者は、イスラエル市民への爆撃をやめよ。そして、
・各国政府は国連機関のあらゆる関係者の討議に基づき、平和的かつ適切な決議を模索せよ。
我々は、各国政府や人道支援団体、国際社会に対して、障害者の存在を考慮し、障害者のニードの保障を確保するよう求める。
障害者は、人権は暴力を通してではなく、平和によってのみ達成されることを知っている。そして平和は紛争当事者双方の対話と理解を通してのみ実現できるのである。
平和は対話なしには実現されない!
解決をみいだすのは今である!
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